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システム制御情報学会セミナー2012
「ビッグデータで拓く未来社会と豊かな暮らし」

期日:

2012年11月9日(金)10:30~17:00

会場:

京都テルサ 視聴覚研修室
住所:京都市南区東九条下殿田町70番地

JR京都駅(八条口西口)より南へ徒歩約15分

近鉄東寺駅より東へ徒歩約5分

地下鉄九条駅4番出口より西へ徒歩約5分

電話: 075-692-3400

HP: http://www.kyoto-terrsa.or.jp/

 

主催:

システム制御情報学会

協賛(依頼中含む):

医用画像情報学会,計測自動制御学会,自動車技術会,情報処理学会,人工知能学会,精密工学会,センシング技術応用研究会,電気学会,電子情報通信学会,日本機械学会,日本経営工学会,日本航空宇宙学会,日本生体医工学会,日本知能情報ファジィ学会,日本データベース学会,日本鉄鋼協会,日本人間工学会,日本フルードパワーシステム学会,日本リモートセンシング学会,日本ロボット学会,日本ロボット工業会,人間情報学会,バイオメディカル・ファジィ・システム学会,ヒューマンインタフェース学会,IEEE Kansai Section

主旨:

最近,IT業界がビッグデータを糧に未来社会を開拓しようと考えています.ビッグデータとは,多様で大量の非定型データを解析し,そこからデータの質的関係性を発見する技術です.データ観測とその分析,質的関係性の獲得とその評価,データ構造の変革とデータ生成,これらの循環型サイクル技術が確立されたことで,多量データから発見される質的知識は人の暮らしを豊かにする突破口となります.本セミナーでは,ビッグデータの中でも特に注目されているデータマイニングの実際,日常生活センシングや日常行動センシングとその計算モデルに注目し,最前線で活躍されている3名の方々にご講演いただきます.本セミナーは,ビッグデータを研究されている方々やセンシング計測技術に基づくビジネスを展開されようとしている方々に最新の知識や技術を紹介し,有益な示唆を提示する場となると考えております.

プログラム:

10:30–12:00
 ビッグデータからのモデリング
 大阪大学 鷲尾 隆 氏

13:30–15:00
 日常物に着目した行動センシング・認識技術とその応用
 大阪大学 前川 卓也 氏

15:15–16:45
 日常生活の情報科学に基づく人工物のデザイン
 産業技術総合研究所 西田 佳史 氏

定員:  先着55名(変動の可能性有り)

聴講料(いずれも資料1部を含む):

会員(協賛学協会会員・事業維持会員を含む): 12,000円, 学生: 3,000円, 非会員: 18,000円,

申込方法:

申込の受付は終了致しました.多数のお申込みありがとうございました.

聴講料のお支払い:

次のいずれかの方法で2012年11月2日(金)までにお済ませ下さい.なお,振替・振込の手数料はご負担をお願いいたします.

銀行振込: 三菱東京UFJ銀行 聖護院支店 普通預金口座 No. 3610915
      口座名義:システム制御情報学会

郵便振替: 口座番号:01020-0-650  加入者名:システム制御情報学会
      ※振替用紙1枚につき1名の聴講料をご送金下さい.

問い合わせ先:
林 勲 (Isao Hayashi)
関西大学 総合情報学部
〒569-1095 大阪府高槻市霊仙寺町2-1-1
TEL.: 072-690-2448, FAX.: 072-690-2491
e-mail: ihaya-at-cbii.kutc.kansai-u.ac.jp (-at-を@に置き換えてください。メールアドレス表示について)

 

講演概要

「ビッグデータからのモデリング」

大阪大学 鷲尾 隆 氏

ビッグデータの利用研究においては,これまでその効率的な処理技術に関する開発が盛んに行われている一方,そこから知識を抽出するデータマイニングや機械学習技術に関する最近の研究進展はあまり広く知られていない.知識を抽出するためのモデル化やパターン発見の観点からは,データ件数の多さ以上に変数の多さ(次元の呪い)やデータ内容が疎であることに起因する困難の扱いが重要である.本講演では,最近の私共の研究をはじめとして,多点同時センシングデータや同じく膨大なな語彙や商品名などからなるトランザクションデータからモデリングを行う問題を取り上げ,幾つかの基礎手法を紹介する.

「日常物に着目した行動センシング・認識技術とその応用」

大阪大学 前川 卓也 氏

行動認識技術とは,身体や環境に装着・設置したセンサを用いてユーザが何を行っているかを推定する技術である.行動認識技術には,遠隔ユーザの見守りや生活パターンの理解など,日常生活の質を向上させる様々なアプリケーションがある.本講演では特に,日常物に着目した行動センシング・認識技術に関して紹介する.人は何らかの行動を行う際,家庭内の日常物を用いることが多い.すなわち,ユーザが使っている日常物は,そのユーザが行なっている行動に強く関連する.本講演では,講演者がこれまでに行なってきた,日常物の利用のためのセンシングデバイスや,そのセンサデータを用いた行動認識手法を紹介する.

「日常生活の情報科学に基づく人工物のデザイン」

産業技術総合研究所 西田 佳史 氏

生活者起点のサービスデザイン,子どもや高齢者の事故防止,生活習慣病予防など問題の深部には,日常生活という複雑システムを扱うための技術体系と社会体系が未成熟であるという問題がある.本講演では,具体的な社会問題を取り上げ,多機関・多職種連携による日常生活の情報科学に基づいたキッズデザインや生活機能低下予防のための生活デザインの科学的アプローチを紹介する.また,生活データを正準化させることで再利用可能な知識へ変換し,社会で循環させることで,多職種連携型の課題解決を図ったり,イノベーションへと展開するための生活知識循環の試みを示すことで,科学技術研究と社会システム実装活動とを切り離さずに一体として進める新たな知の構築法を例示する.

 

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