2019年度 学会各賞

本学会では、システム・制御・情報分野の発展に寄与することを目的として3種の学会賞を設け、学会賞規程にのっとって厳正な審査のもと、受賞者を決定します。

論文賞

本会の機関誌「システム制御情報学会論文誌」に最近2年間(前年および前々年の1月から12月)に公表された学術・技術に寄与するところの大きい論文の著者に贈呈します。

線形離散時間システムに対する調整可能な情報交換間隔をもつ分散協調全状態オブザーバ

システム制御情報学会論文誌 第31巻第10号 pp.377-383 (2018)
畠中 利治(大阪大学)・和田 孝之(大阪大学)・藤崎 泰正(大阪大学)

太陽光発電システム導入時における配電系統電圧管理を目的とした需要家リソースに対するプライシングに関する意思決定手法

システム制御情報学会論文誌 第31巻第4号 pp.137-149 (2018)
関崎 真也(広島大学)・西崎 一郎(広島大学)・林田 智弘(広島大学)

合意制御に基づく分散事象駆動型劣勾配アルゴリズムによる制約なし凸最適化

システム制御情報学会論文誌 第30巻第6号 pp.253-262 (2017)
梶山 祐一(大阪大学)・林 直樹(大阪大学)・高井 重昌(大阪大学)

産業技術賞

本会の機関誌「システム制御情報学会論文誌」に最近2年間(前年および前々年の1月から12月)に公表され、その成果を実用に供しているもの、あるいは実用の可能性が大きく産業技術の進展に大きな貢献が認められる論文の著者に贈呈します。

多点計測投票法による時系列顔画像からの短時間R-R間隔推定

システム制御情報学会論文誌 第31巻第12号 pp.403-411(2018)
鵜飼 和歳(兵庫県立大学)・ラシェドゥーラ ラーマン(兵庫県立大学)・小橋 昌司(兵庫県立大学)

奨励賞

本会が主催するシステム制御情報学会研究発表講演会および本会が主催するシンポジウムにおける優れた内容の発表者であって、過去に本賞を受賞しておらず、原則として講演会初日に30歳未満の者に贈呈します。前年に開催された上記講演会およびシンポジウムで行われたものを表彰の>対象とします。

ガウス過程回帰とヒルベルト-シュミット独立基準を用いた非線形システムの因果推論

第62回システム制御情報学会研究発表講演会
和田 拓也(京都大学)

大規模マルチエージェントシステムのシェア争いにおける最適制御点問題の拡張および収束速度について

第61回自動制御連合講演会
鈴木 智充(東京大学)

歩留まり向上を目的とした多工程生産設備における装置組合せの適正化

第62回システム制御情報学会研究発表講演会
鈴木 慶昭(京都大学)

乗法準同型性を用いた暗号化モデル予測制御

第62回システム制御情報学会研究発表講演会
横山 浩一郎(電気通信大学)

スパース最適制御に基づく直線的な軌道生成手法について

第61回自動制御連合講演会
濱田 聖司(京都大学)

特異スペクトル解析とDenoising Autoencoderの組み合わせによるRR間隔データ補正法とそのオープンデータへの適用

第62回システム制御情報学会研究発表講演会
宮谷 将太(京都大学)

コウモリの空間学習に基づく音響ナビゲーション戦略に関する行動学的・数理学的分析

第62回システム制御情報学会研究発表講演会
三部 有里奈(同志社大学)
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