システム制御情報学会セミナー2022

トポロジー最適化の最新動向と産業応用

期日
2022年11月17日(木)10:00~16:30
会場
京都テルサ 第2会議室(京都市南区東九条下殿田町70)/Zoom

概要

主催

一般社団法人システム制御情報学会

協賛

  • IEEE Control Systems Society Kansai Chapter
  • IEEE Circuits and Systems Society Kansai Chapter
  • 計測自動制御学会
  • 情報処理学会
  • 電気学会
  • 電気学会 回転機研究会
  • 電子情報通信学会
  • 人工知能学会
  • 日本ロボット学会
  • 日本知能情報ファジィ学会
  • 日本シミュレーション学会
  • 日本機械学会

趣旨

トポロジー最適化は種々の制約条件のもとで構造物の最適な形状を得る手法です。近年のコンピュータの計算能力の飛躍的高まりや三次元造形技術の進歩により、トポロジー最適化を用いた設計製作がより手軽に実現可能になってきました。本セミナーでは、トポロジー最適化の基礎から具体的な産業機器の設計事例、ソフトウェアを用いた具体的な実施方法などを講演頂きます。

定員

現地 40名、オンライン 80名(いずれも先着順)

聴講料(消費税10%含む)

会員(協賛学協会会員・事業維持会員を含む)
5,000円(学生 2,000円)
非会員
10,000円(学生 3,000円)

申し込み

申込締切

2022年11月15日(火) ※定員に達し次第締め切ります

申込方法

申込フォームからお申し込みください。

支払方法

次のいずれかの方法で 2022年11月15日(火)までにお支払い願います。なお、振替・振込の手数料はご負担をお願いします。

期日を過ぎてからのお支払いにも対応可能ですので、具体的なお支払時期を備考欄にてお知らせください。

三菱UFJ銀行
出町支店 普通 0176191 口座名義:一般社団法人システム制御情報学会
ゆうちょ銀行
振替口座 01020-0-650 加入者名:一般社団法人システム制御情報学会

キャンセルポリシー

参加費支払い済みの場合
11月14日(月)まで
キャンセルを受け付けます(手数料は参加者負担で返金いたします)
11月15日(火)以降
キャンセルは受け付けません(返金不可)
参加費未払いの場合
11月14日(月)まで
キャンセルを受け付けます
11月15日(火)以降
キャンセルは受け付けません。参加費をお支払い頂きます。

問い合わせ先

木村 真之(摂南大学)
電子メール:

講義概要

トポロジー最適化の基礎と構造・熱・流体問題への展開

講師

大阪大学 矢地 謙太郎 氏

概要

トポロジー最適化は、物理場の数値解析と数理最適化を組み合わせることで、構造物の最適な形を高い設計自由度のもとで導き出す。最近ではCAEソフトウェアの一機能として実装されており、3Dプリンターとの相性の良さも相まって、新しい形状設計ツールとして注目を集めている。本講演では、トポロジー最適化の歴史や基礎理論を解説し、構造・熱・流体といった基本的な物理場を対象に展開するための方法を紹介する。また、講演者が最近取り組んでいる深層学習と組み合わせたデータ駆動型トポロジー最適設計に関する話題も提供したい。

電気電子機器のトポロジー最適化とAIによる最適設計

講師

北海道大学 五十嵐 一 氏

概要

本講演では、確率的最適化アルゴリズムを用いたトポロジー最適化の原理について述べる。また電気自動車用モータ、アンテナ、マイクロ波導波路など電気電子機器のトポロジー最適化による設計事例を広く紹介する。さらに、深層学習や変分オートエンコーダ、モンテカルロ木探索などAI技術の最適設計への応用について議論する。

COMSOL Multiphysics®による最適設計

講師

計測エンジニアリングシステム㈱ 米 大海 氏

概要

COMSOL Multiphysics®の多物理解析プラットフォームと、密度法トポロジー最適化の連成で、様々な領域の新規設計に利用されています。しかし、密度法トポロジー最適化の結果にグレーゾーンが存在するので、直接設計に利用できません。密度法の結果に対してフィルターをかけて、鮮明な境界を作成してから実際の設計に適用すると、トポロジー最適化設計の効果より低下する場合があります。本セッションでは、磁場のトポロジー最適化問題を例として、トポロジー最適化実施後に、更に形状最適化を実施することで、密度法の結果から実用的な設計を創成する方法をご紹介します。

MATLAB®を活用した最適化

講師

MathWorks Japan 大開 孝文 氏

概要

トポロジー最適化においては、CAEツールであるCOMSOL Multiphysicsでモデリング計算を行い、LiveLink MATLAB 経由で最適化計算を行うユーザー様が多数おられます。本セッションでは、最適化計算を行うのに際し、MATLABに用意されている最適化機能を紹介し、活用するのにあたってのソルバー選択に役立つ情報を提供致します。

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